2014年12月 

  

Popular ALBUM Review


「キンクス・アンソロジー1964-1971」(ソニー・ミュージック ジャパン インターナショナル:SICP-30761〜6)
 1964年にリトル・リチャードの曲「のっぽのサリー」で登場、同年「ユー・リアリー・ガット・ミー」の全英No.1ヒットで世に出たキンクスの50周年を記念する5枚組ボックス・セット(+アナログ・シングル1枚付き)♪ 表題通り、デビューから1971年までのパイ・レコード時代の139曲(シングル2曲を含めると141曲)を最新のリマスターで収録。うち25曲分が世界初お目見えの未発表音源というのもくすぐられるところ。シャープになった音で聴くおなじみの楽曲に改めて惚れ直したり、彼らがイギリスだけではなく世界のロック・シーンに及ぼした影響の大きさを再認識したり。今年70歳になったレイ・デイヴィスへの長文インタビュー(1万字)も掲載。48年前、中3の秋に初めて聴いた彼らの曲「サニー・アフタヌーン」、そして32年前の2月24日に見た彼らの初来日公演も思い出した。(上柴とおる)


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「タイム・オン・アワ・サイド/コロシアム」(BSMF RECORDS:BSMF-2436)
 1970年前後の時代に'ジャズ・ロック'として評判をとったブリティッシュ・ロック・グループ。1971年に解散はしたものの20年前に解散時のメンバーで再結成して今も活動を続けているが、今作は11年ぶりの意欲的なスタジオ新作。キャリアを重ねた6人によるジャジー、ブルージー、ソウルフル、そして時に醸し出されるメロウなタッチも絡んだ味わいの何とも'和やか'なこと。40数年前なら自分のテリトリーではなかったコロシアムなのに、まったりとした気分で聴いてしまえるのはこちらも歳をとったせいか。2曲目「Blues To Music」にはジョン・ハイズマン(ドラムス)と夫人でもあるメンバーのバーバラ・トンプソン(サックス)の娘、アナ・グレイシーが歌で参加。10曲目「Morning Story」は10月25日に亡くなったジャック・ブルースの作品(1971年のソロ3作目より)で奇しくも追悼曲になった。(上柴とおる)


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「ストーリートーン/ニール・ヤング」(ワーナーミュージック・ジャパン:WPCR-16238)
 この1年間に「ライヴ・アット・ザ・セラー・ドア」(1970年の未発表ライヴ音源集)、「ア・レター・ホーム」(異色のカヴァー曲集)、そして今回の新作とアルバムを3枚もリリース。今作も92人編成のオーケストラ&コーラス隊を背景に書き下ろしのナンバーを歌うという一見企画物っぽい趣向にも思えるのだが、しかし内容的には真摯な姿勢で制作された充実の1枚といった印象で、ニール・ヤングの才能に改めて感心させられる仕上がりだ。1950年代のロックン・ロール、ブルース、スウィング・ジャズ、フォーク。。。といった趣をベースにした作品が次々と流れて来るが「これって誰かが歌ってたスタンダード・ナンバー?」と思ってしまうほどにとっつきもいいし、ストリングスとのコラボも違和感が全くない。個人的にはラストの10曲目「オール・ゾウズ・ドリームズ」がとりわけGoodで1970年代前半あたりに耳にしたようなソフトなメロディーと素朴なポップさがたまらない♪(上柴とおる)


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「マイ・ハート・シングス/ ダイアナ・パントン」(ミューザックMZCQ-125)
 ダイアナ・パントンは、カナダ・トロントを中心に活躍する若手シンガー。既に6枚のアルバムを発表していて、2012年には香港や台湾のジャズ・ヴォーカル・チャートでノラ・ジョーンズやダイアナ・クラールを抑えて第一位に輝いた人気者だ。このアルバムは、彼女が2013年8月に上海、香港、台湾とアジア・ツアーを行った折の台北でのコンサートのライヴ。ダイジェストのDVD付き。シーラ・ジョーダンが「彼女の歌は、魂が籠っている。歌詞の言葉、一つ一つを自分の物にしている」というような賛辞をよせているが、彼女は、お姫様の様に清楚で可愛いといった見かけ以上に、歌が素晴らしい。言葉が生きていて歌の内容を見事な表現で伝える。フランス美術の先生なのでフランス語も堪能だ。彼女は、高校生時代から幅広い歌を聴いていて、其々の歌を充分に研究して自分のものにしていて選曲の趣味の良さも魅力だ。このライヴでは、そんな彼女の魅力が充分に味わえる。(高田敬三)


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「ミッドナイト・キャラヴァン+2/ リンダ・パール」(SSJ XQAM 1525)
 リンダ・パールは、アメリカの女優兼歌手。映画、特に80年代の「マトロック」のシリーズなどテレビでの活躍で有名だ。彼女は、少女時代を日本で過ごし、東宝芸能アカデミーに所属して、帝国劇場などで「王様と私」、「奇跡の人」「オリヴァー」などの舞台にも立っている。石原プロ制作の映画「ある兵士の賭け」にも少女役で出ていた。元々、音楽的素養も有る人で、80年代の末ころからジャズ・シンガーとしても活躍を始め、1998年にはデビュー作、「Alone Together」を発表した。今回のアルバムは、第3作目で、歌伴では定評のあるテッド・ファース(p)をミュージカル・ディレクター、アレンジャーに迎えサブ・タイトルが「Celebrating Great Ladies of the Glamorous Night Club Era」とあるようにジュディ・ガーランド、リナ・ホーン、エラ・フィッツジェラルド、アニタ・オデイなど先輩達の持ち歌を女優らしいこなれた,心地良い歌で聞かせる。日本盤ボ−ナスとして新録の「My Fair Lady」からの「Wouldn't It Be Lovely」と昔、出演した「王様と私」から「Shall We Dance」をなんと日本語で歌っている。日本のステージで聴いてみたいアーティストだ。(高田敬三)


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「The Four Freshmen Live At The Franklin Theatre(輸入盤 / Fresh Discs.)
 ザ・フォー・フレッシュメンが昨年(2013)テネシー州フランクリンで行ったコンサートのライブ録音。このグループは1948年に結成され、しばしばメンバーを変更して今日に到っている。オリジナル・メンバーは全員他界して、本作品のメンバーは23代目に当たるが、結成以来のコンセプトはしっかり守られている。4人がそれぞれのパートを歌って独特のモダン・ハーモニーを響かせることはもちろんだが、なんと言ってもフォー・フレッシュメンの魅力であるところの、各々が楽器の名手として、スリリングな演奏を聞かせる。「It's a Blue World」「Day by Day」「In This Whole Wide World」「Route 66」など定番曲に加えて、このグループならではの独自性を打ち出したレパートリー14曲が楽しめる。(三塚 博)


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「カワイオカレナ / ケアリー・レイシェル」(Victor / VICP-75)
 今日のハワイ音楽を牽引するケアリー・レイシェルの10年ぶりのオリジナル作品。日本ではクムフラ(フラの指導者)としてフラ愛好家の圧倒的な支持を集めていることはよく知られる。マウイに生まれ、ハワイ語やその文化に囲まれて過ごした彼の作品は、ハワイの伝統をしっかりと捉えながら、自然の美しさや人々の優しさ、もてなしの心を歌い上げる。本作品はマウイのチャントに始まり、そこに伝わる民謡、フラ・ソング、オリジナル曲15曲を収録。日本盤にはボーナス・トラックとして人気トリオ、ナ・ホアをフィーチャーした「マウイ・ロア・フィーチャリング・ ナ・ホア」が収録されている。(三塚 博)


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「Moments Together /市川ちあき」(SFP RECORDS SFP-1410)
 市川ちあきは、福岡出身、九州と関西を中心に活躍するジャズ・シンガー。交換学生としてアメリカへ留学、英語音声学、朗読劇、声楽を学び、ラジオのアナウンサーや通訳として活躍の後、2001年にジャズ・シンガーとしてデビューした。彼女の4年振り3枚目のアルバムは、ラヴ・ソング集。恋の歌には、恋の苦しみ、失われた恋なども有るが、彼女は、ここでは、恋の始まり、恋の喜びといった歌を主体にしっとりと歌う。ディジ—・ガレスピーの「Ooh Shoo Be Doo Bee」を入れたり、彼女の解釈によるビートルズの「Eleanor Rigby」を歌うなど選曲が気が効いている。彼女は、日本では珍しいストーリー・テラー型の歌手だ。一言ひとことの言葉を丁寧に表現して歌詞を聴き手に心地良く伝える。「A Nightingale Sang In Berkeley Square」や「P.S. I Love You」は、あまり歌われないヴァースから確りと歌っている。彼女の歌は、これからさらに円熟味が増してくるだろう。(高田敬三)


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「ニッキ・パロット・カルテット」武蔵野スイング・ホール10月11日
 ベースを弾きながら歌うチャーミングで快活なニッキ・パロットは、CDも春夏秋冬、それぞれの季節に関する歌など数多くの作品を日本で発表している人気アーティストだ。幕開けは、ベースを弾きながらスインギーに歌う「You'd Be So Nice To Come Home To」のソロ。そして、カルテットのメンバーを一人ずつ呼びだして、ピアノのジョン・ディ・マルチ—ノとのデュオ、ギターのヤコブ・フィッシャーが入ってトリオ、ドラムのティム・ホーナーが加わってカルテットで歌うという演出も素晴らしい。2部では、其々のメンバーのソロ演奏も聴かせた。「It's A Good Day」では、ニッキのスキャットの後、ティムとジョンの達者なスキャットも絡んで盛り上げ、彼女がベースを離れてピアノとのデュオで歌った「Skylark」等、変化に富んだ舞台構成で4人のアーティストの魅力を十二分に発揮したステージだった。親しみ易い歌と身体全体でスイングするニッキ・パロットが何と言っても素晴らしかった。(高田敬三)
写真:林喜代種


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Music Weeks in TOKYO 2014 小曽根 真&アルトゥーロ・サンドヴァル
“Jazz meets Classic” with 東京都交響楽団
(10月24日 東京芸術劇場 コンサートホール)
 ジャズとクラシックをまたにかけて活動する両者のリサイタルが満員札止めの中、開催された。第1部は東京都交響楽団との共演。ジョシュア・タンが指揮を務めた。演目は第1部が「バーンスタイン:「キャンディード」序曲」、「ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番 ハ短調 op.35(ピアノとトランペット、弦楽合奏のための協奏曲)」、「ラヴェル:ボレロ(小曽根スペシャル)」。小曽根はステージ前方でピアノを弾き、サンドヴァルは楽団員と一緒にトランペット・セクションの中で演奏する。小曽根の技巧は本当に華麗だ。第2部は小曽根とサンドヴァルのジャズ・デュオ。曲目もその場で決めながら即興的に演奏されたが、あくまでもメ即興的モであって、血わき肉躍るインプロヴィゼーションにならないのは、両者にあるクラシックのバックグラウンドがカッチリしすぎているためだろうか。「ジャイアント・ステップス」、「チェロキー」などの難曲をスマートに解釈し、サンドヴァルはまた、ピアノ演奏やヴォーカルも聴かせた。(原田和典)


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「ジェリー・ダグラス・バンド」 10月27日 南青山・ブルーノート東京
 13度のグラミー賞に輝くドブロ・ギター、ラップ・スティールの巨星が約20年ぶりに来日した。ブルーノート東京への登場は今回が初めてで、僕が彼のライヴを見るのも初めてだ。首からぶら下げた楽器を水平において、立って弾く。一見するだけで大変に難しいことをしていることがわかるが、いちばん大変なのは音を出すことではなく「他の弦をミュートすること」なのだという。フレーズは雄弁にしてメロディアス、まるで管楽器のようにスウィングする。演目はインストゥルメンタルばかり。自作曲だけではなく、ウェザー・リポートの「ア・リマーク・ユー・メイド」のカヴァーも聴かせてくれた。いわゆるカントリーに分類されるダグラスだが、クリスチャン・セデルマイヤー(ヴァイオリン)とのやりとり、ダグ・ベローテの分厚いリズム(ジョー・サンプルと来日経験あり)等を聴くと、ジャズ・ファンにこそ体感してほしいという気持ちも、むくむくとわきあがってくるのである。(原田和典)
写真:Great The Kabukicho


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「MR.BIG」11月10日 日本武道館
 これ程までに、日本のファンを愛し、メンバーを労わるバンドがあるだろうか。MR.BIGは、ガタイもデカイが、ハートが大きいハード・ロック・バンドなのだ。ユニークなアニメからスタートし、「Daddy,Brother」でいきなりポールとビリーのツイン・マキタ・ドリル奏法を炸裂させ、ファンをアッと言わせたかと思えば、ポールとビリーのツイン・タッピングのお膳立てから病気のパットが現れ、会場を沸かせる。勿論、エリックの高音ハスキー・ヴォイスも健在だ。このバンドの凄さは、フロントマンが3人居る事で、ヴォーカルとギター、ベースが同じ音量で迫ってくる。これに今回はサポート・メンバーのドラムが加わる訳だが、ミキサー次第と言えばそうだが、ヴォーカルのバックではなく同時に、ギターとベースが弾きまくっている事が凄い。この日は、ベスト選曲なのは当たり前だが、叩ける範囲の曲では、パットがドラムを叩く事により、MR.BIGとしてのアイデンティティーに拘った様な気がした。「To Be With You」での会場大合唱、学園祭のノリとして、メンバーの楽器交換演奏等、これ以上ない程にファンを楽しませてくれた。(上田和秀)
写真:William Hames


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「ホセ・フェリシアーノ」 11月13日 ブルーノート東京
 1960年代から活躍しているアーティストは少なくないが、プエルト・リコ出身の盲目のシンガー・ソングライター/ギタリスト、ホセ・フェリシアーノもその一人。66年に「雨のささやき」でデビュー。70年代から度々来日しているが、久しぶりのステージでは図太いほど太く逞しい歌声と切れのいいギターを存分に聞かせ、古くからのファンを大いに喜ばせた。エルヴィスの「イッツ・オーライト・ママ」の乗りと明るいソウルフルな表現。「サスピシャス・マインド」もがっしりとした手ごたえがあり、ホセの代表曲として知られるドアーズの「ハートに火をつけて」は、以前よりずっと線が太く凄みを増して秀逸だった。新曲「ビリーヴ・ミー・ホエン・アイ・テル・ユー」もいいメロディーの内容ある表現が印象的。終始暖かい態度で、大きな拍手の内に歌われた「ケ・セラ」と、クリスマス・ソングをと言いながら彼でおなじみの「フェリス・ナビダ」を歌い、聴衆も加わって和やかな終幕となった。やはりホセ・フェリシアーノは魅力あふれる見事な大スターだった。(鈴木道子)
写真:Tsuneo Koga


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「ベン・フォールズ」11月18日 Bunkamura オーチャードホール
 現在を代表するピアノ・マン ベン・フォールズの今回のライヴは、東京スター・オーケストラをバックに配置し、「Concerto For Piano And Orchestra」と言う幻想的なインストルメンタルのスケールの大きな曲で幕を開けた。その後は、ベスト選曲の演奏が続くのだが、オーケストラにピアノや歌が負けてしまうのではないかと言う心配をよそに、絶妙なバランスでピアノと歌が心地よく響いてくる。加えて、オーケストラのアレンジが素晴らしく、アンサンブルの妙が楽しめる。元々良い曲を書いている事は分かっているが、今回の演奏は、全ての曲を名曲に仕上げてくれる。「是非ともこの日のライヴをCD化して欲しい」そう思わせる絶品のライヴだった。(上田和秀)
写真:Kayoko Yamamoto


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「リッチー・コッツェン Japan Tour 2015」
 2015年早々、ロック界の貴公子、ギタリストのリッチー・コッツェン9年振りとなるソロ・ジャパン・ツアーが決定した。2013年には、ビリー・シーン、マイク・ポートノイと結成したザ・ワイナリー・ドッグスで、日本中のロック・ファンの度肝を抜いたリッチーが、今度はソロとしてどんなパフォーマンスを聴かせてくれるか、後いくつ寝るとなんて早々と考えているファンも多い筈だ。デビューから25年間のベスト・選曲になる事間違い。となるとロック・ファン必聴のライヴだ。(UK)

* 2月1、2日 赤坂ブリッツ
* 2月3日 ボトムライン
* 2月4日 BIGCAT

お問い合せ:ウドー音楽事務所 03-3402-5999
http://udo.jp/


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「KISS Japan Tour 2015」
 2015年2月から3月に、ロック史上最高のエンターテインメントKISSのジャパン・ツアーが決定した。メンバーは、ポール・スタンレー(Vo, G)、ジーン・シモンズ(B, Vo)、トミー・セイヤー(G)、エリック・シンガー(Ds)とKISS最高の布陣だ。2012年には、アルバム『モンスター 〜地獄の獣神 (Monster) 』をリリースし、昨年も日本公演でファンを圧倒するなど、現役バリバリだ。加えて、東京ドームではももいろクローバーZとのコラボという快挙もあるそうだ。とにかく世界中が注目するライヴになる事は、間違いないだろう。(UK)

* 2月23日 日本ガイシホール
* 2月25日 大阪城ホール
* 2月26日 広島サンプラザホール
* 2月28日 セキスイハイムスーパーアリーナ
* 3月3日 東京ドーム


お問い合せ:ウドー音楽事務所 03-3402-5999
http://udo.jp/


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「ジャクソン・ブラウン Japan Tour 2015」
 2015年3月に、ロック界きっての社会活動家であり、最高のシンガー・ソングライターであるジャクソン・ブラウンの7年振りとなるジャパン・ツアーが決定した。バンド・メンバーは、旧知の仲であるヴァル・マッカラム(G)、マウリシオ・リワーク(Ds)、ジェフ・ヤング(Key)、ボブ・グラウブ(B)に加え、著名なマルチ奏者グレッグ・リーズ(G, lap steel, pedal steel)となる。10月8日にリリースされた最新アルバム『スタンディング・イン・ザ・ブリーチ』を携え、「レイト・フォー・ザ・スカイ」「孤独なランナー」「テイク・イット・イージー」等の代表曲を聴く事が出来る味わい深いライヴになるだろう。(UK)

* 3月9日 愛知県芸術劇場大ホール
* 3月11,12,13日 Bunkamura オーチャードホール
* 3月16日 フェスティバルホール
* 3月17日 広島文化学園HBGホール


お問い合せ:ウドー音楽事務所 03-3402-5999
http://udo.jp/

写真:Danny Clinch


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「テイラー・スウィフト/ザ・1989・ワールド・ツアー ライヴ・イン・ジャパン」
 最初はカントリー界のアイドル・スターといったイメージがあったテイラー・スウィフトだが、若い女の子の気持を素直に綴るなど、ソングライターとしても同世代の共感を得て、あれよあれよという間にジャンルを超え、ポップ、ロックス界の押しも押されぬ世界的なスターに上り詰めた。勿論、アルバムは出す毎にミリオン・セラー。日本でも圧倒的な人気を誇っているが、それでもまだ24歳というから驚きだ。今回の来日はこの秋に出た評判の新作「1989」に因んだワールド・ツアーの一環で、日本が皮切り公演になるとのこと。世界が注目するステージになりそうだ。(YT)

* 5月5、6日 東京ドーム

公演公式サイト:http://taylorswift-japantour.com

お問い合せ:キョードー東京 0570-550-799
http://www.kyodotokyo.com


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