「エッセンシャル・コレクション/ヘレン・シャピロ」(ワーナーミュージック・ジャパン:WPCR-15853)
もう弘田三枝子との競作だけで語るのはやめましょう。日本編集で全26曲(しかも税抜1300 円)。日本でこういった形できちんとしたベスト盤がリリースされるのは初めてかと。10代半ば〜後半にかけての少女時代の音源集なれど「えっこれが10代!?」と驚きの連続、間違いなし。30代のベテラン歌手のような存在感。これを機にもっともっと高く評価されるべき。しっかりとしたバックのサウンドを伴ってめちゃくちゃにカッコいい♪リアルタイムではない若いポップス・ファンの心を捉えることも間違いなし。今にしてみれば選曲も結構マニアックで(R&Bも)興味深々。有名な「フィーヴァー」やドリス・デイが自ら歌った主演映画の主題歌で英国女性歌手の定番曲でもある「ムーヴ・オーヴァー・ダーリン」など全部聴きもの♪(上柴とおる)
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