2012年6月 

 
Popular ALBUM Review

「ジャニス・ジョプリン/ザ・パール・セッションズ」(ソニー・ミュジックジャパンインターナショナル:SICP3496-7)
 まさに絶唱。1960年代を象徴する代表的女性歌手ジャニス・ジョプリンの『パール』は、彼女の最後のスタジオ盤であり、彼女の死後に発表されて世界で大ベストセラーとなった名盤だ。それから40年が経つ。この2枚組はそのオリジナルにモノ・シングル6曲の初CD化した1枚と、未発表テイクやデモ・ヴァージョン、スタジオでの会話他を収めた『ザ・パール・セッションズ』からなるもの。シングルの「クライ・ベイビー」の切なさが胸に突き刺さる。6通りの「ジャニスの祈り」に、曲が完成されていく過程が窺えるのも興味深い。絶叫する歌手は今も少なくないが、今改めてジャニスの吹きすさぶ孤独の嵐のような歌声に感動する。(鈴木道子

Popular ALBUM Review

「エヴリバディズ・トーキン/テデスキ・トラックス・バンド」(ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル:SICP-3474〜5)
 今や現代を代表するスライド・ギタリストとなったデレク・トラックス。彼の奥さんで、ブルース・シンガー/ギタリストのスーザン・テデスキ。この2人が中心となって結成されたテデスキ・トラックス・バンド、初のライヴ・アルバムの登場だ。アメリカで昨年行われた3公演から構成されているが、今年の来日公演を髣髴させる圧倒的な内容。デレクはもちろんのこと、スーザンの歌とギター・プレイも冴え渡っているし(夫婦ギター・バトルも聴きもの)、他のメンバー一人ひとりの演奏も光る。スタジオ盤とは違ったジャム・バンド的なインプロヴィゼーションの応酬は、ロックやジャズの歴史を走馬灯のように見せられている気がする一方で、万華鏡を覗いているようなワクワクさも感じられる。聴き継がれていくべき名盤だ。(細川 真平

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「エレメンタル・ジャーニ/サニー・ランドレス」(ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル:SICP-3469)
 サニー・ランドレスは、デレク・トラックスとはタイプが違うが、世界を代表するスライド・ギタリストだ。スライドと押弦を併用する独自の“ビハインド・ザ・スライド奏法”は、単なるテクニックではなく彼の音楽の根幹を成すものとなっている。彼のことを“マイ・ヒーロー”とまで呼ぶエリック・クラプトンをはじめとした豪華ゲスト陣が参加した『フロム・ザ・リーチ』から4年ぶりとなる本作は、初のインストゥルメンタル・アルバム。ルイジアナの土俗的な匂いが彼の個性だが、ここではアメリカン・ルーツ・ミュージックに根ざしながらも、それらを“宇宙的”な次元にまで引き上げることに成功している。歌がない分、縦横無尽に指板の上を舞う“ビハインド・ザ・スライド”もより鮮烈だ。ゲスト参加した、畑の違うジョー・サトリアーニのギター・プレイも聴きもの。ランドレスの新たな地平を切り開く傑作と言えるだろう。(細川 真平)


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「ボーイズ・ドント・クライ/ルーマー」(ワーナーミュージック・ジャパン:WPCR-14370)
 心地良く佇まいのある歌唱で昨年のデビュー盤がかなり好評だったイギリスのルーマーがこれまた興味を引く新作を発表。全17曲、1970年代に発表された男性シンガー・ソング・ライターの作品のカヴァー集。しかもホール&オーツの「サラ・スマイル」以外は知る人ぞ知る(いや知る人もかなり少ないかと)楽曲ばかり。よくぞと思う選曲で1stシングルの「P.F.スローン」(ジミー・ウェッブ作)からして驚かされた(個人的に思い入れのある曲なので)。ポール・ウィリアムス作の「青春の旅路(Travelin’ Boy)」、トッド・ラングレンの「ビー・ナイス・トゥ・ミー」、リッチー・ヘヴンズの「イット・クッド・ビー・ザ・ファースト・デイ」、アイザック・ヘイズの「ソウルズヴィル」など収められた多彩な楽曲群もルーマーが歌うことにより彼女の世界の中でひとつに包められているように感じる。(上柴とおる)


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「アンブレラ/リサ・ヴァーラント」(ミューザック:MZCE1246)
 1996年にマインド・ゲ—ムスというグループとのボサ・ノヴァ・アルバムでデビュー以来、8作目になるドイツのリサ・ヴァーランドの新作。前作の「ステイ・ア・ホワイル」と同じくウォルター・ラング(p)、スウェン・フェラー(b)、ガーヴィン・アイゼンハゥアー(ds)のトリオにマルコ・ロボのパーカッションが加わる。今回は、リアーナ、ビートルズ、ボブ・ディラン、ポール・サイモン等の歌も彼女独自の解釈で歌うが、殆どが彼女のオリジナル・ナンバーで、彼女のシンガー・ソングライターとしての才能の素晴らしさを見せる。洗練されたウォルター・ラングのピアノ、小気味よいガーヴィン・アイゼンハウア—のシンバルやブラッシュ・ワークなどバンドと一体となって作り出すコンテンポラリーな味わいの欧州らしい香りの作品だ。何と言っても彼女の声の魅力にまいってしまう。(高田敬三)

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「イズント・イット・タイム/吉村瞳」(BSMF:BSMF-1027)
 愛知県出身ながら地元だけではなく関東・関西でも地道にライヴ活動を重ねることで口コミ等を通じて評判がどんどん広まりついにソロ・アルバムを発表するに至った今年28歳のブルース・ギター・ウーマン♪ 14歳でレスポールを手にしてからはデュアン・オールマンやボニー・レイットに影響を受けてスライド・ギターに関心を持ち今回のアルバムにも参加する元サヴォイ・トラッフルの住友俊洋の指導を受けて腕を磨いた。リンダ・ロンシュタットのヒットで知られる「Love Has No Pride」やブラインド・フェイスの「Can’t Find My Way Home」、リトル・フィートの「Willin’」などに加えて「Amazing Grace」や「Tennessee Waltz」といったスタンダード・ナンバーも含めて全9曲。スライド・ギターの腕前が先行している印象があったがそれだけではなくヴォーカルの‘映え’が何とも素晴らしい。その筋のファンだけではなく広い層にアピールする魅力がある。(上柴とおる)

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「(仮)ALBATRUS/ ALBATRUS 」(Jazzy Sport:JSPCDK-1008)
 元「犬式 a.k.a.Dogggystyle」の三宅洋平(vo,g)を中心に、あらゆるジャンルを超越し活躍して来たメンバーによる、懐かしい言い方をするとスーパー・バンドALBATRUSのファースト・アルバム『(仮)ALBATRUS』は、正にジャズ・ファンク・ロック・ポップそして痛烈なプロテスト・ソングといったあらゆるジャンルを消化した強力盤だ。そして、何よりもこのアルバムは、スタジオ・ライヴ的録音を重視し、演奏のクオリティの高さとグルーヴ感、溢れんばかりのアイデアによるアレンジを施した楽曲の良さと誰の心にも響く力強い歌が聴く者を惹きつけて止まない。憂歌団の木村充輝をオリエンタル風にした洋平のヴォーカルは、「ミエナイチカラ」、「1/470PartyPeople」等、どんなに強烈なメッセージを発しても、不思議と嫌味のない魅力がある。越野竜太(g)、元晴(sa)、Peace・K(dr)、林眞樹(b)のメンバーも奇を衒う事なく、安定した大人の演奏を聴かせる。今、国内において最も重要なバンドが始動する。(上田 和秀)

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「ずーーっとずっと、ずっと夏。/村田和人」(ユニバーサル/USMジャパン:UICZ-4265)
 28歳の時「電話しても」(山下達郎プロデュース)でデビューして今年が30周年。これを記念してムーン・レコード時代(1980年代)のアルバム5枚が改めて紙ジャケット&SHM-CDで再リリースされると同時に登場となったのこの新作は2009年からの「ずーーっと、夏。」「ずーーっとずっと、夏。」に続く‘夏の3部作’のトリをとるアルバム。東芝住宅用太陽光発電システムのCMでもある「太陽のPrecious」を含み全10曲+かつての名曲「電話しても」「一本の音楽」「終わらない夏」の2012年version(アコースティック・アレンジ)。まさに四半世紀前の夏の風景が蘇るようなサウンドの仕上がりや甘酸っぱい夏の思い出が描かれた「耳鳴りの夏」(高校時代に初来日したバンドのコンサートに20数年を経て再び出かけた)等の歌詞にもホロリ胸キュン♪ あの頃に‘誘って’くれる。(上柴とおる)

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「Goodbye Day, Brand New Day. /越野竜太 」(オフィスオーガスタ:ATS-037)
 全国のライヴやフェスに出演し、その実力が高く評価されているトリオ・ロック・バンド「らぞく」のフロント・マンであり、ギタリストの越野竜太によるファースト・ソロ・アルバム『Goodbye Day, Brand New Day.』が届いた。「らぞく」のヴォーカル・ギタリスト・コンポーザーとして活躍する中、ALBATRUSのメンバーとしても活動している越野竜太が、その才能の全てを注ぎこみ仕上げた21世紀のポップ・AORがこの新譜だ。脱力感を漂わせ語りかける様なヴォーカルとセンスの光る演奏は、リスナーに肩の力を抜かせながら聴き込ませてしまう、不思議な力を秘めている。「白い鳥」、「未来への道」、「それぞれのスタンス」等、何気ない歌詞と強烈なメッセージが交差する楽曲は、聴く者の脳裏に鮮明な記憶として刻み込まれる。アコギ1本によるインストのタイトル曲「Goodbye Day, Brand New Day」は、ギタリスト越野竜太の真骨頂であり、ライヴでも重要な1曲となるだろう。バンドとソロ、活動の幅を広げて活躍する越野竜太に注目して欲しい。(上田 和秀)

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「桜瞑想曲/遠藤征志 」(コンコルディア:CONR-002)
 元々ジャズ・ピアニストを目指し、アメリカで修業を積んだ遠藤征志によるピアノ・ソロ・アルバム『桜瞑想曲』は、修行の末に辿り着いた、ジャンルを超越し才能が開花した傑作となった。2012年ニューヨーク桜寄贈100周年記念コンサートの為に書き下ろしたタイトル曲「桜瞑想曲」を始め、遠藤征志のコンポーザー・ピアニストとしての感性が光る楽曲が連なり、聴く者を何とも心地よい遠藤ワールドへ誘う。彼の優しさが旋律となって漂う「Sun, Moon and Children Smile」、「永遠の人」、「芽吹く」、「薔薇の囁き」、「鎮魂と希望」等、心に安らぎを与えてくれるオリジナル名曲集である。是非一度、遠藤征志に酔いしれてみては如何だろうか。(上田 和秀)

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「ロジャー・ダルトリー」 4月27日 神奈川県民ホール
 既に伝説と化しているロック・バンドThe WHOのヴーカル/ロジャー・ダルトリーの単独ライヴは、ロック・オペラの名盤『トミー』の完全再現が話題となったが、確かに圧巻のパフォーマンスであった。アルバムを丸ごと休むことなく一気に歌いきった力強いロジャーのヴォーカルと衰えることを知らないマイク・パフォーマンスは、ファンのハートを鷲掴みした。勿論、一部を除いて完全演奏したバンドも拍手に値する。そして何よりも今回のライヴで感じたのは、The WHOというバンドのコンポーザーとしてのポテンシャルの高さだろう。トータル・アルバムとしての『トミー』の統一感と1曲1曲の完成度の高さは、時代を超えて輝き続けるだろう。また、後半の「Who Are You」、「Baba O’Riley」等のヒット曲は、誰もが何処かで聴いた事がある名曲である。既に、ピート・タウンゼントとロジャー・ダルトリーの二人になってしまったThe WHOではあるが、世界中のファンにその存在感をいつまでもアピールして欲しいものだ。(上田 和秀)


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「ウンブラル・ウルグアイ・ギター・デュオ」 5月15日 市ヶ谷・セルバンテス文化センター東京
 スペイン語圏の文化や芸術を紹介する「セルバンテス文化センター東京」の定例イベントに、イグナシオ・コレーアとセバスティアン・セガーラのギター・デュオ“Umbral duo de guitarras”が登場した。彼らは2006年にコンビを結成、2010年に発表されたアルバム『New Guitar Music from Uruguay』で一躍世界的な存在となった。この日のステージは生地ウルグアイのフォルクローレで始まり、その後、徐々に現代曲に移ってゆくという構成。ふたりのギタリストにリード/サイドという役割分担はないようで、めをつぶって聴いていると、4本の手が1台の巨大なギターを操っているように聴こえる。演奏パートはすべて記譜されていたようだが、ジャズを意識した「エル・サパトラカ(愚か者)」、ギターをパーカッションのように叩く「ミクロリズムNo.IV」 、エグベルト・ジスモンチの曲を題材にした「ピエロ(Palhaco)」等は、欧米ポップスのファンが聴いても血湧き肉躍るものがあるはずだ。「炎の接吻」というタイトルでも知られる「エル・チョクロ」が、斬新なハーモニーで蘇ったのも驚きだった。(原田和典)


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「さくら学院 2012 年度 転入式」 5月6日 横浜赤レンガホール
 さくら学院は2010年結成のガール・グループ。11年夏から12人編成で活動している。メンバーは義務教育終了と共にグループを離れなければならず、この3月には武藤彩未(初代生徒会長)、三吉彩花、松井愛莉の卒業公演が行なわれたばかり。個性の強い3人の脱退は学院・ファン双方に相当な衝撃を与えたと思う。ぼくも「どうなるんだろうか」という気持ちのまま「転入式」に足を運んだのであるが、心配は杞憂だった。「私たちがさくら学院の新時代を作る!」とばかりに、目の覚めるようなパフォーマンスが連続したのだ。とくに新生徒会長・中元すず香は殆どの曲でリード・ヴォーカル的位置にいるばかりか、グループ内ユニットであるBABYMETAL(重音部)でも入魂のシャウトを行ない、さらにMCでも大活躍、と頼もしさを増すばかり。こんなに存在感が濃かったっけ、と目を見張らされた。今回、ファンの前で初お披露目となった“転入生”の野津友那乃、大賀咲希、杉本愛莉鈴も次のステージではすっかり他のメンバーに溶け込んでいるに違いない。あとは武藤がフィーチャーされていたTwinklestars(バトン部)、三吉と松井で構成されていたSCOOPERS(新聞部)の、新たなラインナップによる活動再開を心待ちにするばかりだ。(原田和典)

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「第50回パリ祭」(7月14日、15日 NHKホール)
 1963年に第1回が開催された歴史的イベントが遂に50回の大台に。ことしはそれを記念し、全50曲でプログラムを構成するとのこと。以下の面々が出演予定。

14日<ゲスト> 永六輔、秋元順子、峰さを理、高汐 巴、平 みち

<出 演> クミコ、佐々木秀実、戸川昌子、山本リンダ、ROLLY
あみ、荒居洸子、石井祥子、井関真人、伊東はじめ、浦 ひろみ、
かいやま由起、岸本悟明、白木ゆう子、高木椋太、唯文、パトリック・ヌジェ、
ひなつ幻、深江ゆか、堀内 環、MIKAKO、宮薗洋子、アズール・ヴェール
小川景司、上村麻紀、倉井克幸、田尻勝久、山本理恵子、劉 玉瑛

15日<ゲスト> 永六輔、ペギー葉山、峰さを理、高汐 巴、平 みち
<出 演> 菅原洋一、戸川昌子、前田美波里、美川憲一、ROLLY
青木裕史、有馬 泉、有光雅子、風 かおる、小松崎豊、嵯峨美子
嶋本秀朗、庄司 淳、杉田真理子、滝 むつみ、珠木美甫、
仲 マサ子、パトリック・ヌジェ、花木さち子、広瀬敏郎、
堀内美希、水織ゆみ、リリ・レイ、アズール・ヴェール
小川景司、上村麻紀、倉井克幸、田尻勝久、山本理恵子、劉 玉瑛

 6月27日にはレコードメーカー5社(コロムビア、ビクター、キング、テイチク、EMI)共同企画「〜シャンソンの黄金時代〜LA CHANSON AU JAPAN」として、11種のCDが発売される。
★石井好子『LE GONDOLIER』(KICS-1775 / 6)
★高 英男『ROMANCE』(KICS-1777 / 8)
★中原美紗緒『FROU FROU』(KICS-1779 / 80)
★岸 洋子『NON, JE NE REGRETTE RIEN』(KICS-1781 / 2)
★芦野 宏『LA MER』(TOCT-29023 / 4)
★越路吹雪『コロムビアイヤーズ』(COCP-37372 / 3)
★越路吹雪『EMIイヤーズ』(TOCT-29021 / 2)
★淡谷のり子『私の好きな歌(コロムビア篇)』(COCP-37371)
★淡谷のり子『私の好きな歌(EMI篇)』(TOCT-29025)
★V.A.『ベル・エポック〜日本のシャンソン黄金時代』(VICL-63894)
★V.A.『日本シャンソンの歴史 イストワール・ドゥ・ラ・シャンソン・オ・ジャポン』(TECH-25305)

 写真は22日に「キンケロ・シアター」で行なわれた行なわれた記者会見の模様。当日はうつみ宮土理、前田美波里、ROLLY、峰さを理、高汐巴、平みち、高平哲郎等が登場した。うつみはまた、「キンケロ・シアター」で、「シャンソン・ド・メグロ」というイベントを始めており、次回は9月開催を計画している。

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ミュージカル「ライオン・キング」
 エルトン・ジョン&ティム・ライスの楽曲を背景にした劇団四季のミュージカル「ライオン・キング」が今秋、約12年ぶりに大阪へ戻って来ることが去る5月11日に大阪のホテルで開催された製作発表会で公式にアナウンスされた(開幕日未定)。東京では1998年12月20日の初演以来、何と13年あまりにもわたって続演中(驚き♪)だが大阪では1999年4月18日にオープンしたものの2001年1月14日をもって2年足らずで閉幕。「大阪が好評だったから他の地方でもと思って早く切り上げてしまったことを今となっては後悔している」という同劇団の浅利慶太代表は「今度は出来る限り続けたい!」と事前から高らかにロング・ラン宣言。「河内弁(関西弁)や京都弁も使って舞台をやります」(同代表)。上演会場は前回の「大阪MBS劇場」から今回は「大阪四季劇場」へ。チケットの発売は8月からの予定。問い合わせは劇団四季:関西公演本部(06-4796-6600)。(上柴とおる)

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「ノラ・ジョーンズ」
 デビュー10周年目を迎えた世界の歌姫、ノラ・ジョーンズの7年振りとなる待望の来日公演が決定した。大ヒット中の新作『リトル・ブロークン・ハーツ』を携えて、5月25日のパリを皮切りにワールド・ツアーがスタートし、ヨーロッパ、アメリカを経て11月に来日する。デビュー以来ポップ・シーンのトップに君臨する、キュートで感性豊かなノラ・ジョーンズの10年間の集大成となるライヴだ。彼女の歌声に魅了されて止まない方は、足を運ばない理由が無い、そんな心躍るライヴです。(UK)

* 11月4日 愛知県体育館
* 11月5日 グランキューブ大阪
* 11月6日 本多の森ホール
* 11月8日 日本武道館
* 11月10日 梅田芸術劇場メインホール
* 11月12日 広島市文化交流会館
* 11月14日 ニトリ文化ホール

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